ビルメンテナンスの年収・給与は?三種の神器・4点セットの資格で年収アップ!
ビルメンテナンスの年収・給与は?三種の神器・4点セットの資格で年収アップ!
ビルメンテナンスは、オフィスや病院など、多くの人が出入りするビルを快適に利用してもらうために清掃・管理・点検などを行う仕事です。ビルの維持にはかかせない仕事であることから「安定の業界」とも言われています。仕事の内容は多岐に渡り、清掃・衛生・保全・警備など、さまざまなことをします。修繕の内容によっては業者とのやり取りが発生することもあり、まさにビル運営の裏で働く縁の下の力持ちといった立ち位置です。体力仕事のように見えますが、実は細かい修理も対応することがあるので、手先が器用な人や機械いじりが好きな人にも向いている仕事です。
30代でも若く見られる業界で、60代でも正社員で働いている人もいるので、長く働くスタイルが好きな人には向いています。ビルメンテナンスの仕事は専門性が高く、奥が深いので極めようと思ったら新たな資格を取得することもできます。会社によっては資格手当が出るところもあるので、新しい知識を覚えることが好きな人にも向いている仕事でしょう。
【クリエイト転職でビルメンテナンスの仕事を探す】
ビルメンテナンスの求人は未経験でも応募できる?仕事内容・資格を解説!
ビルメンテナンスの年収はどのくらい?
また、ビルメンテナンスの仕事には業務上資格が必要になることがあります。資格の種類もたくさんあり、資格保有者には資格手当がつくため年収も高い傾向にあります。無資格でも仕事に就くこと自体は可能ですが、より高いお給料をもらいたい場合は資格を取るのが近道と言えます。昇給や賞与を設けているところもあるので、頑張り次第では更なる年収アップも期待できそうです。
ビルメンテナンスの仕事で年収を上げるには資格が必要?
第2種電気工事士
ビルには電気が通っています。この電気を管理するのも、ビルメンテナンスの業務の一つです。電気工事士の資格を持っている人のみが電気に触れることができます。そのため電気を管理するにはこの資格が必要です。第2種を取得すると600ボルト以下で受電している設備で働けますので、ビル以外にも商店や住宅の設備に携わることも可能になります。筆記試験と技能試験があります。技能試験は出題傾向が事前に公表されているので対策しやすくなっています。
2級ボイラー技士
ビル内の空調や給湯のエネルギー源となるボイラーの修理なども行うことがあります。ボイラーの作業は専門的なので、資格保有者しか触ることができません。よってこの作業をする場合にも資格が必要です。筆記試験に合格して資格取得後は伝熱面積が25㎡未満のボイラーであれば取り扱いが可能です。多くのビルで空調は設置されていますから、ボイラーが取り扱えると重宝されます。この資格には上位資格があり、2級ボイラー技士を持っていることが受験資格となります。
危険物取扱者乙種4類
引火の恐れのある危険物のほとんどを取り扱える資格です。8割の危険物が扱えるようになるので、取得しておくと仕事の幅が広がります。主にガソリンや灯油などの燃料に触れることができるので、燃料を必要とするところで役立つでしょう。試験対策用の講座やテキストなども充実していて初心者でも十分合格が狙えます。「乙4」とも呼ばれており、持っているとほかの乙種全類で免除になる科目があり、取得しやすくなるため人気の資格です。
第三種冷凍機械責任者
冷凍機械が必要なテナントが入っているビルであった場合には、もし冷凍設備に何かあったときに駆け付ける必要が出てきます。冷凍機械責任者は、冷凍にかかわる高圧ガスを製造している設備で保安業務を行います。第三種で扱えるのは1日で100トン未満の冷凍能力のある設備です。確実に合格したい人は講習に出ると、出題する可能性の高いポイントを教えてもらえますので不安な人は出てみてもよいでしょう。合格率があまり高くないのでしっかりと覚える必要があります。
よくある質問
- ビルメンテナンスの仕事にはボーナスはある?
- ビルメンテナンスの仕事にボーナスがあるかないかは、働く先の会社によって変わってきます。ビルメンテナンス業界には大きな親会社を持っている系列系と、親会社を持っていない独立系の会社があります。安定している系列系のほうがボーナスは高い傾向にあります。独立系の会社でもボーナスがもらえるところもあります。不況に強く安定している業界と言われていますが、会社によってはボーナスがでないところもあるので、見極めが必要です。
- ビルメンテナンスの資格は難しい?
- ビルメンテナンス業界で取得しておくべき「4点セット」はきちんと対策すれば、そこまで難しい内容ではありません。ですが、合格率は決して高いわけではないので、なんとなく受けるのではなくしっかりと勉強しておく必要があります。対策講座やテキストが充実しているので、集中して勉強できる時間が確保できれば問題ありません。しかし、さらに上を目指していくとなると高度な技術や知識、さらには実務経験が必要になる資格もありますので、自分が何を極めたいかを確認しながら進路を選んでいく必要があります。
-
ビルメンテナンスの仕事で年収を上げるには転職も視野に!
ビルメンテナンスの仕事は、会社や形態によって年収が変わってくる部分が大きいのが特徴です。そのため、資格を取得して資格手当を狙うのも方法ですが、格段に年収を上げていくには働いている会社よりももっとよい待遇のところに転職することも視野に入れましょう。
また、同じ業界で転職をするときにも転職をしやすいのもビルメンテナンス業界特有と言えます。実務経験があると、それだけで戦力になってくれると判断してもらいやすいです。さらに前の会社で資格をたくさん取得していた人は次の会社では有利に働きます。待遇のよい人気な会社の書類審査に残る可能性も高いです。ですので、前の会社でどんな実務経験がどの期間あるのか、また保有している資格についても自信をもってアピールしていきましょう。 -
ビルメンテナンスの仕事でキャリアアップするために必要なスキル
ビルメンテナンスは専門性の高い仕事のため、資格が必要な業務が多数存在しています。そのため多くの会社では、資格手当や上位資格による昇給手当を支給しています。キャリアアップを目指す第一歩は資格の取得と言えます。資格取得後は実際に現場で勤務し、経験を積むことが年収アップにつながるでしょう。たとえば配管や建築物の図面が読めるようになる、ダクトの接続先が分かるようになるなどの経験はビルをマネジメントする仕事にも活かすことができます。このほかにも、設備の専門家として保安協会や警備業界への転職も重宝されます。このように資格取得以外でも現場で覚えたスキルは、年収アップにつながります。
-
転職活動前にチェック!仕事探しに役立つオススメ記事
-
この記事の監修・著者プロフィール(株式会社クリエイト Webマーケティング担当)
※記事関する問い合わせは受付しておりませんので、ご了承下さい。
配信中の記事では、職種ごとの詳細な仕事内容、エリア情報、就職に役立つ資格の解説、ビジネス用語・経済ニュースの解説など、社会人として押さておきたい基本的な知識や最新情報をお届けしています。
クリエイト転職は地域密着をコンセプトに、仕事探しに役立つ最新の求人情報をお届けしています。
【コンテンツポリシー】
記事制作におけるコンテンツポリシー
【詳細プロフィール】
記事の監修・執筆者の詳細プロフィール
【クリエイト転職で仕事探し】
クリエイト転職で正社員の求人を探す